母校の挑戦
卒業式も終え日本に帰ってきて早くも2週間がたった。この2週間であっという間に天気も夏らしくなってしまい、クーラーなしでは暮らせない毎日を過ごしています。
そして夏といえば高校野球。
小さなころ甲子園でカチワリ氷を食べながら観戦したという思いでもある高校野球。しかし僕の母校(埼玉県立春日部高等学校)は創立110年になるが一度も甲子園に出場したことがない。その結果、「春日部地区で甲子園に出たことがないのは春女(春日部女子)と春高(春日部高校)だけだ」と揶揄されることもしばしば。(ほかの部活は割としっかり全国大会に出場していたりするのだが…)
そして今年も予選の季節が。
いつも期待もしていないこともあり、9月過ぎに母校の敗北を同窓会新聞で知るのだが、今年はちょっと状況が違った。今年は記念大会で参加校が増えるらしく、その結果埼玉予選は北と南に分かれている。つまり埼玉から2校出られるのである。その状況下で北埼玉予選に参加しているわが母校は複数回の勝利を挙げていた。それもコールド勝ちの連続だった。
すると今まで休眠状態だった高校のメーリングリストが活性化。球場に見に行こう、とか、今日の結果はどうだった、などなど。懐かしい名前をメールの差出人の欄で確認することのできる日々を過ごした。「今日は試合だなぁ」とか「ちゃんと勝ったかなぁ」とネットで調べる日々。こんなことは今まで初めてでした。
そしてあれよあれよと準決勝まで進出。あと2回勝てば甲子園。
が、、、今日ついに力尽きました。
後輩、よく頑張った!
ちょっとした夢を見させてもらいました。
久々に母校への気持ちがよみがえる、そんな素敵な日々をこの1週間ちょっと過ごすことができました。
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