0019/06/30

神戸



金曜日の仕事後に飛行機に乗り、生まれ故郷である神戸へ。
震災で思い出の場所の多くは失われたとはいえ、やはり行く度にたくさんのことを思い出す。
それにしても関西は相変わらず暑い。東京より体感気温にして3度ほど違う感じがする。
東京の暑さとの決定的な違いは、蒸し度。
陰湿な、という表現が関西の夏には最も合う形容詞でしょうか。

今回は法事への参加が主な目的。
諸事情で法事自体には遅刻気味で参加をせざるを得ず。

その後は神戸で食べておきたいものをとりあえず食べておこうということで南京町へ。
豚まんを食べた後、三宮でたこ焼きを食べる。

とにかくおなか一杯になりました。
明日は接種したカロリーを消費するため、ジムに行きます。

そうそう、
ロンドンでテロ未遂があったというニュースを宿泊先のホテルで見て、ただただ驚きました。場所はいつも遊びに行ったりスポーツ用品を買ったりする場所のすぐそばだったため、怖くなりました。

気をつけていても被害にあうときは遭う訳で・・・

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0019/06/27

来年度授業申し込み



一年目が終わり、早くも来年度の授業の申込が今日締め切りとなった。
なんだかあっというまの一年間であり、きっと次の一年もあっという間に過ぎていくんだろうなと、感慨深くもなります。

LBSでは選択科目によって「専攻」を決められる。
たとえばファイナンス系の授業を決められた量取得するとファイナンス専攻、となる。
僕は当然アントレ専攻になりそう。
戦略系やマーケティングの授業も結構とっているのだが、専攻を取る条件は満たせそうに無い。


今日読んだ本が印象的だったので紹介します。
仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法
すばやい意思決定や適切な問題解決をするにあたって仮説を立てて検証するというアプローチのよさを説明した本。
仮説ベースで考えを進めていく方法は理系の人にはとてもなじみのあるものだと思う。
精度のいい仮説を立てることで、それを証明するための実験や分析は自動的に設定できる。
そして何よりもすばらしいのは、Try and Errorの繰り返しを積極的に行うことでより正しいアプローチに近づいていけるという点。最初に分析をかけてしまうと、その分析から導かれた答えが何を示しているのかわからなかったり見誤ることも多いので、仮設というアウトラインをしっかりと立てて枝葉をつけていく、というアプローチはとても実践的。
医者として患者さんを診るときにも無意識で使っている考え方なのでとても納得いく部分が多く、ビジネスシーンでも使ってみようっと。

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0019/06/25

自分の時間



昨日ようやく懸案だった経済学の試験を提出。
前述の通り、なかなかタフなものでした。
これをもって1年目のLBS生活も終了です。

そんなこともあり、昨日はLBSの仲間達と赤坂でお食事。
いわゆる「打ち上げ」ですね。

そしてようやく夏休みに完全突入!!自分の時間がようやく出来ます。
やりたいことをリスト化、細かいタスクに落として、実行、出来たらいいですね。

ここで有効な格言。

「すぐやれ、必ずやれ、できるまでやれ」

日本電産の永守社長の有名なことばです。がんばります。

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0019/06/23

経済学期末試験



日本に帰ってきてはや6日。
久しぶりの医療現場で楽しく働いていたこともあり、あっという間の日々だった。

だがしかし…

経済学の期末持ち帰り試験が残っていた…

これがかなり厄介。まず経済学自体を勉強するのがほぼ生まれて初めて。元の知識が無い上に授業が高度?過ぎてわからなかった。フランス人の教授の英語がわかりづらい。眠くなる。週で最後の授業だったからさぼりがち。LBSに来て唯一サボってしまった授業です。

まぁ、つまりは完全に落ちこぼれています。あ~おちこぼれ。面白くないからモチベーションも下がる。典型的なダメ生徒の出来上がり。医学部の頃の眼科や耳鼻科を思い出すなぁ。

そして月曜日にはその持ち帰り試験の提出期限がせまる。

これさえ終われば…これを乗り越えれば…

何事も起こらないことを願いつつ…

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0019/06/22

スリッパの法則



日本に帰国してからは実家の大宮から仕事に出ている。
通勤時間がそれなりに取れることやしばらく日本語の本に飢えていたこともあり、一日1冊本を読む計画を実行中。(本を読むにあたって役に立つ技術は先月のブログレバレッジ・リーディングを参照)

英語の本から離れるってすばらし~~(こんなんじゃホントはダメなんだけど)

昨日は友人より薦められていた「スリッパの法則」という本を読んだ。
簡単に言うと、投資業務を通して筆者が気づいた「成功する会社と失敗する会社の違い」を、ちょっとした会社の習慣と通して判定してしまうというざっくり感のある内容。外国高級車を社長車にしている会社はいけてない、とか、スリッパに履き替えさせる会社はいけてない、といった具合。会社の習慣には会社の姿勢、ビジョンがにじみ出てくる部分が多いと思うので、共感できることもそれなりにあり。会社を分析する側の立場になって物事を考えられるので、一度読んでおくといいですね。しかし、あまりのざっくり感が若干気になるため「これはすごい」といった感動はありません…。まぁコストパフォーマンス的には「アリ」です。

予断ですが、今日はビックカメラでパソコン掃除道具を購入。一年間たまっていたごみがあっという間に綺麗に。日本のこういう道具のアイデア性はほんとにすばらしい!!

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0019/06/21

身近なこと



久しぶりに医療の現場に戻ってきて、いままで感覚的に捕らえていた現象が頭の中で言葉となって理解できるようになっていることに気づく。

たとえば…

病院での長い待ち時間。
以前ブログで書いた「ゴール」という本の中にも書いてあるのだが、長い待ち時間の原因を探すことから始める。するとボトルネックは間違いなく「医者の診察」である。

待ち時間を形成するものとしてオペレーションで学んだのは
(Service time)×(Utilization)×(Variability) = Waiting time

そのため、ボトルネックでのWaiting timeを減らすには大きく分けて3つの方法がある。
1.一人当たりの診察時間を減らす
2.医者を100%に近い形で活用する
3.需要の変動を減らす

それぞれの項目の具体的策の例としては
1.一人当たりの診察時間
a) 事前に問診表に詳しく症状と患者の要求を書いてもらう
b) それぞれの専門家に見てもらえるように症状別に患者を分類する
c) 一人当たりの持ち時間制

2.医者の利用率
a) なるべく多くの医者を外来に使う
b) 医者を新たに雇う
c) Co-medicalにお任せできる仕事はお任せする

3.需要の変動
a) 完全予約制
b) 朝の段階で呼び出し時間を予測し、その時間帯になったら病院に再来院してもらう

チョット考えただけでもこれだけ策がありそうなのだが、実際に出来ないのは理由がありそう。医者の給料が高いこと、法律的なバリアーなどもその例。たくさんの案と制約を出すことで、何かしらいい方法が生まれてきそうな感じもあり・・・病院経営考えている人には必須のスキルかもしれませんね。

時間をかければもう少しいろんな案が出てくる感もあり、MBAでのツールの有効性に改めて驚くとともに、どういう場面でそれらのツールを使うのかを実際の現象で練習することの大切さにも気づけた。

そして今日は何年ぶりかに吉野家の牛丼を食べられた。いい一日だった。

ランキング、ヘルプ!!

0019/06/19

仕事開始



帰国翌日から久々にお医者さんとしての仕事。
将来のビジネスにも関連してくる分野での仕事のため、単なる「出稼ぎ」ではなくビジネスとして新たな発見、また顧客である患者さんのニーズを探るにも大変役に立つ。

今回の帰国中に行いたいことのひとつとして、今考えているビジネスのステークホルダー(ビジネスに何らかの形でかかわってくる関係者のこと)にインタビューを行うことがある。インタビューの目的は以前のブログでも書いた不確実性を少しでも減らすことだ。
実際に行うにあたって明確にしなければならない点は以下の数点
1.インタビューですこしでも明らかにしたい「不確実性」は何か?
2.どういう質問項目を用意すればいいか
3.どのようにインタビューをお願いするか
4.インタビューの結果をどう分析するのか

つまりはリサーチの組み立て、実施、検証をするわけです。簡単な作業ではないのですが、じっくりと腰を据えてやっています。

実際にプランニングすると自分に人脈がかなり限られていることに気づかざるを得ず。
先日チョット読んだ本がその問題を長期的に解決してくれるかもしれないと思ったので、お知らせしておきますね。人脈の構築は自然にはできませんから、何かしらのツールは持っておいたほうがいいかもしれませんね。ツール好きの僕にはかなりヒットした本です。興味のある方はランキングの下のリンクをクリックして確認してみてください。

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0019/06/18

帰国



先ほど日本に無事帰国。
飛行機内ではツアー客のあまりの多さに驚かされながらも、トラブルも無く無事実家に帰宅。大学進学とともに実家を出た僕にとっては10年以上ぶりに長期間実家に滞在することになります。

日本について一言。
「蒸し暑い!!」

ロンドンも暑かったけれど、日本の暑さはチョット異質。
久々に帰ってきてそれを実感しています。

今晩からは残っている経済学のお勉強をしながらも、1年先に迫った自分のビジネス設立に向けたくさん残っている雑務を処理予定。
しばらくは僕のビジネス付近の話をアップしていきます。

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0019/06/16

1年目終了



今日でLBSでの一年間が終了した。
重めのテスト2つを抱えかなりつらい最終日だった。

今日でしばらくクラスメイトとも会えなくなる。
そんなこともあり、テストが終わったあとはLBSに併設しているパブにてみんなで呑み納め。自分で飲み物を頼む前に友人達がビールをご馳走してくれたため、かなりの量を飲んだ。

いろいろあったけれど、この一年をすごして本当にLBSに来て良かった。すばらしい友人達と出会えたこと、ビジネス知識をじっくりと習得できたこと、ヨーロッパを旅行できたこと、そしてなによりも将来のビジネスについてじっくりと考える時間が出来たこと。たくさんの思い出を持って帰国します。(もっとも、3ヶ月チョットしたらまたロンドンに戻ってくるわけですが…)

日本に帰ったらやらなくてはいけないことが山積。
これまた充実した日々になりそうです。

日本に帰ったあともこのブログは更新しますのでぜひ頻繁に遊びに来てください。

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0019/06/15

1000カウント御礼



期末の3連荘試験第1弾オペレーションの試験が先ほど終了。
何とか無事に切り抜けられた模様。
残り2つを明日に控え、最後の追い込みがんばります。


5月に始めたこのブログ、なんとか節目の1000アクセスをいただきました。
皆さんに楽しんでみていただく、またお役に立てるように努力してまいりますので、これからもよろしくお願いいたします。

ランキングもひとつの励みとしてます。
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0019/06/14

引越し終了



この一週間の懸案であった引越しが終了。
いままであんまり手をつけていなかったため、昨日はえらい目にあった。

さらに、引越し業者にはダンボールの数を15個と申告していたにもかかわらず、結局27個のダンボール…見込み間違い甚だしい。

ということでこれから3日間はホテル生活。しかしテストがあるため、実際には学校で勉強をする予定。まったく手をつけて無い科目もあり不安を通り越してどうにでもなれという気にもなってきました。

とりあえずがんばります。

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0019/06/13

起業体験を聞く



今日の昼休み、学校で同期のKさんと会い一緒に食事をした。
彼はファイナンスバックグラウンドでありながら、大学時代にはベンチャーの起業を体験してきたというつわもの。いままで機会がありながらなかなか詳しく聞けなかったことをいろいろ聞かせてもらえた。

Cash is king!という授業で学ぶ言葉を裏付けることや、会社の組織の問題の起こり方、ファイナンスのときの難しさや手段、それにまつわる失敗談なども。授業で学ぶように簡単にはいかないのが実際のビジネスなんだなということを再認識せざるを得ず。

実際に経験してきた人というのはやはり失敗の肝を知っている。
それは自分で痛みを感じたからこそ学べたことだろう。
そしてそういう人に体験談を聞ける機会というのはビジネススクールでの授業以上に学ぶべき点が多い。

チョット退屈だった授業の合間に素敵なお土産を持ち帰ることができ、満足満足。

家に帰ってきたら明日引越しという事実が目の前に…

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0019/06/12

Balanced Scorecard



現在管理会計とファイナンス、そしてオペレーションという3つの教科の期末試験を抱えている上に引越しも重なり、ばたばたとしています。

今日のトピックはBalanced Scorecard。
管理会計の試験におけるひとつのヤマです。

詳しい説明はわかりやすい説明のリンクに任せるとして、結局のところ企業のビジョンや戦略をどうやって実行に移していくのかを明確にする道具です。

4つの視点(顧客、ファイナンス(利益)、業務プロセス、成長と学習)で、企業のビジョンを達成するために必要となる因子を洗い出し、それを評価する方法を考え、さらにはそれを部門や従業員個人の評価へとつなげていくというツール。

授業で聞いたときの印象はただの報酬システムのツールというくらいにしか思っていなかったのだが、これは知れば知るほど使える!!

ビジネスを考える上で一番難しいのはおそらく自分達の考えた戦略をどうやって実行に移していくか、ということ。それが出来ないと戦略はただの妄想でしかない。そのプロセスをもれなくダブり無くというMECEの観念に基づいて(MECEの説明)考えることが出来る。

起業の最初のプロセスに当てはめるのは難しいかもしれないが、成長過程には間違いなく役に立つツールです。一度チェックしてみてください。

たまには役に立つかもと思っていただけたら下の絆創膏をポチッとお願いします。


参考本は下のリンク

"図解入門 最新バランス・スコアカードがよーくわかる本―戦略的マネジメントへのパーフェクトアプローチ"
"図解入門 最新バランス・スコアカード練習帳"

紹興酒



今日は友人夫婦の妊娠おめでとうパーティーを開催。
このところの忙しい生活の中で久々に楽しくお酒を楽しむ。

今日のお酒は紹興酒。
お砂糖と干し梅を入れてぐいぐいと。

そしてその結果、部屋に帰って勉強することなく床で寝てた…

アルコールが原因で寝てしまったときは頭痛を伴うことが多いのだが、さすが紹興酒。目覚めすっきり。


お酒って体によくない、というイメージが一般的だ。
しかし、「チョット一杯」というくらいの量のアルコールは体にいいというデータを示す論文が数多く存在する。

この「チョット一杯」という量がむずかしい。どこで聞いてきたのかわからないが、お酒好きの患者さんはアルコールが体にいいという論文を引用し、自分の中で「チョット一杯」という言い訳を用意し大量に呑む。呑みだしたら止まらないんだよね、結局。

どうやってチョット一杯にとどめさせるか、患者さんへの指導は本当に難しい。


今日のこのブログの順位は??
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0019/06/10

引越し準備



あと一週間すれば日本へと一時帰国。3ヶ月チョットの帰国になるため荷物はロンドンにある日系のトランクルームへと預ける。

1年近く住んで荷物があっという間に増えたことを思い知らされる。
食器や電子レンジなどキッチン周りの生活必需品はもちろんのこと、勉強に必要と思われるプリンター、服、サッカー道具などなど。

その中でも一番厄介な荷物となっているのがLBSの授業用バインダー。

各科目別にケーススタディーのケースや副読資料をバインダーにはさんだ状態で渡される。
このバインダーが結構分厚い。

捨てればいいじゃんと思うのだが、これがなかなか捨てづらい。
理由は
1.今後見返したい部分があるから(本当に見るのかは懐疑的)
2.思い出として置いておく
3.何か必要で、どれがいらないものかを分別する時間が無い(これが一番の理由かも)

そんなこんなで荷物は減らず。ダンボールはどんどん増える。
そして木曜日には引越し。

どうなることやら…

追記
先日からのみはじめているOMEGA3、結構いいですよ。
感想はまた後日。
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0019/06/09

大英博物館にてオモウ




テスト前で忙しいというのになぜか大英博物館へと。

今回の滞在では初めて。昔もあわせると3回目の大英博物館。
新しいものが展示してあるわけではないけど、チョット見る分には楽しい。

今日はとにかくアジアの観光客が多かった。言葉を聴く限り中国、韓国、そして日本。
そしてその集団は想像通り周りの雰囲気をあっという間に壊す。

ロゼッタストーンを見ていたら後ろから中国人のおばちゃん×3が思いっきり突進。謝る事も無く周りを蹴散らしながら最前列まで。すると次から次へとそのおばちゃんの所属している団体の中国人が我先にとロゼッタストーンの前に殺到。あまりの勢いにただ呆然。

それをみて「ひょっとしたら起業にはこのくらいの強引さも必要かも。学ぶところがあるかもしれん…」と一瞬思ったが、よくよく考えるとただのマナー違反だと気づき、思い直す。

同様のことが韓国人のグループでもたびたび見られた。

もちろんマナーがいい中国や韓国の方もたくさんいるが、悪い人はとことん悪いのが特徴。だから目立つ。

きっと日本人も世界の観光地で今まで同じようにしてきたんだろうというのは容易に想像つく。そして徐々にそのマナーも向上してきている(と思いたい)。中国や韓国の人達はこれからマナーが向上するかも…と思いたいが、やはり文化が違いすぎる。それは学校の中を見ることでもわかる。

LBSにもいろいろな国々から学生が来ている。彼らはそれぞれの国の中では上流階級の人達のはずなのだが、やはりそれでも文化の違いから来るマナーの悪さは感じる。自分が持ち込んできたコーヒーをそのままおきっぱなしにする、他の人が座る椅子に土足で足をのせる、借りたお金のことを平気で忘れるetc...

日本の美徳やマナーを世界に発信すること、それはグローバル化している世界で日本が貢献すべきポイントなのかもしれない。そんなことをふと思った土曜日でした。


テストやばすぎ…
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0019/06/08

血圧管理



来週のテストの嵐の現実逃避の意味も込めて医療ネタを。

日本で医者として働いていたとき、よく高血圧の患者さんを診ることがあった。
そこで思ったことが今日のトピック。

健康診断やスポーツジムにある血圧計、また自分で持っている血圧計など、さまざまな方法で
自分の血圧を血圧が高いということを知り病院に初診で来る。
当然治療が必要な人が多いのだが、中には治療をまったく必要としていないことも多い。
例としては…医療関係者がいると緊張しちゃう人や、スポーツをしたあとに計測する人、あわただしい時間帯にばたばたしながら計測しちゃう人、など。

ここから先は実際に血圧が高いと以前言われた人、また現在血圧治療中の方に是非やっていただきたいことです。
ポイントは「定期的に」「安静にしているとき」「記録をつけて」です。

自分の患者さんにアドバイスする際には二つの道具を手に入れてもらうことにしています。
1.血圧計
2.ノート

血圧計は自動血圧計で(誰も手動だと思ってもいないでしょうけど)。手首タイプと上腕タイプのどちらがいいのかをよく聞かれますが、僕の好みは上腕タイプ。完全に好みの問題ですが。手首タイプは結果が高めに出ます。

ノートはどんなノートでも可。3列の表を作るので罫線が入っているものがいいです。

時間:できれば朝夜1回ずつ。
朝は起きて排尿後、朝食前がベスト。起床後1時間以内に。
夜は寝る前。
なんとなく同じ時間帯というニュアンスで十分です。
安静時というのが大前提。

記録:書くものは<日付・おおまかな時間(例:22時)><血圧(例:120/80)><心拍数>の3点。
これを3列の表に、測るごとに記録。

初診の際にはこれを1週間ほど記録して、診てもらう先生に確認してもらうといいです。
すでに血圧治療中の方はそれを常につけ続け、受診のたびに提出してください。

そうすることで実際に自分が血圧が高いのか低いのか、治療中の人は降圧剤の分量があっているか否かをしっかりとチェックすることが出来ます。
(注意:血圧の薬を自分の判断で飲んだり飲まなかったり、また薬の量を自己判断で減らしたりすることだけは絶対にしてはいけません。薬の調節はかかっている医師にご相談を)

家庭での血圧高い低いという基準は135/85
実際に薬での治療を考えるのは一般的に160/95あたりから、という先生が多いようです。

また機会があったら予防も含めてアップします。

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0019/06/06

話し方



一年目のプログラムがおおよそ終了となり、今日はそれを祝い一年間苦労をともにしたスタディーグループのメンバーでメキシカン料理を食べに行った。

メンバーのうち半数は来年の秋学期にエクスチェンジ(他校に交換留学すること)をするため、しばらくは全員で集まることも無くなる。だからチョット寂しさもある。

僕はメンバーに非常に恵まれたため、多くのことを彼ら彼女らから学んだ。

今日はまたひとつのことを学んできた。それは会話の仕方。

メンバーのうちのアメリカ人のSは来年度のLBSMBAの生徒会委員長になることが決まっている。
彼の話し方というのはすごくためになることが多い。

1.人の意見を途中でさえぎることなくしっかり聞く
これは簡単そうに見えて意外と難しい。聞いている最中にも、「それは違うよ」という部分があったりするのが普通で、その感情を抑えることはかなり難しい。

2.自分の意見を明確に伝える
ポイントを押えて誰にでもわかりやすいように話す。声のトーンを変えたり言葉をシンプルにしたりしていることが多い。

3.人を惹きつける
この部分はある程度生まれながらに持っている才能という感じもする。しかし後天的にもつけることが出来るといいなと願わずにはいられない。なぜか自然と会話の中心に存在し、誰の感情も害することなく楽しい会話を展開できる。


以上の3点は今後必要になる上に今の自分には欠けている能力。
どうやってこれらを身につけていくのかを考え実行するのがこれからの課題。

日本にいると気づくのが難しかったことに気づける機会を与えられ、海外のMBAをわざわざ取得しに来た甲斐もあったと思える。

少しは堅かった頭も柔らかくなってる?PSPでやっているSudokuのおかげ?

学びのある毎日はやっぱりすばらしい。


今日は肋間神経痛で胸が痛いです。かわいそうだとちょっぴりでも思ってくださる方は下の絆創膏をなでるようにクリックお願いします。

0019/06/05

コンサート



今日はロンドン郊外Croydonに出かけ、クラシック音楽鑑賞。
LBSの2年生の先輩にお誘いいただき、数名で小旅行。

コンサートはBenjamin Zander氏のもとPhilharmonia Orchestraが演奏。
曲目は
Mussorgsky Introduction and music from Khovanschina
Rachmaninov Piano Concerto No. 2
Tchaikovsky Symphony No. 5

ひょっとしたら知っている人もいるかもしれませんが、Benjamin Zanderさんはボストンフィルの指揮者で、オーケストラをまとめた経験を発展させてコーチングやリーダーシップについての講演も数多くこなされています。
今回のロンドン公演の間にもLBSにてコーチング関連の公演をしていただいたそうです。

そんな状況はさておき、今回の演目を聞いたときから興奮が止まらず。
大好きなラフマPコン2番とチャイ5がすばらしい指揮者のもと、すばらしいオケで聞ける!!

ここからはクラシック好きらしく暴走気味に…

ラフマニノフのPコン2番はピアニストのタッチが強すぎたこともあり、それを調整するためにバイオリンを抑え目に構成していた。これがすばらしい旋律をさらに際出させる結果にも。

チャイ5はちょっと早めのピッチで勢いよく。木管楽器の奏者が本当にすばらしく、間違いなく今まで聞いた演奏ではピカ1!

こんなすばらしい演奏をそれほど高くない値段(一人当たり5千円以下)で聞くことが出来る今の環境を喜ばずにはいられませんでした。

ちなみにチャイコフスキー交響曲5番は「僕のお勧めクラシック」として、聞かれるたびに答えています。週末の夜にのんびりと「運命の動機」と呼ばれるメロディー部分を何度か聞きながら人生についてゆっくりと考えるのもいいかもしれませんね。

0019/06/04

不確実性



ビジネススクールではたくさんの教科を学ぶことになる。
ファイナンス、会計、戦略、マーケティング、などなど。
そんな中、僕のような「起業家」志望の人にとってどうしても乗り越えなければならない壁があると最近感じる。それは不確実性だ。

授業で出てくるスタディーケースにはたっぷりの情報がはいっていて、それを分析することでその会社の状態や今後の方針などを考えることが出来る。もともと理系の僕にとって数字ででてくる分析結果はとてもわかりやすく、やっていて気持ちがいい。医療の現場で患者さんのデータを分析するプロセスとある程度似ていることも関係しているかもしれない。

ところが起業となると状況がチョット違う。
何より手持ちのデータが少ない、もしくはまったく無い。
たくさんのデータに囲まれて、それをどうやって使って今後の方針を決めていくかということに慣れていくと特にそう思う。

不確実性

つまりは起業プロセスにおいて必ず乗り越えなければならないのはデータ不足から来る「実際にどうなのかまったくわからない」という状態をどうやって予測するか、また値を設定していくかということだと感じている。

暗闇の中で探し物を探しているのと同じ感覚を味わうこともある。

だからこそ、いかにその不確実性を減らせるかということが精神安定剤になることがある。その手段としてマーケットリサーチをする、関連分野の人にインタビューをする、シュミレーションで収支をだす、などなど。

結局のところある程度ビジネスプランが固まってきたら、次の壁は「どうやってプランの中の不確実性を減らしていけるか」ということかなと、最近思っています。

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0019/06/03

ザ・ゴール



最近読んだ本の話。

オペレーションの授業で事前に読んでおくようにと指定されたのがザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何かという本。ページ数がべらぼうに多いので、読む前はかなり怖気づいていた。

実際に読んでみると非常に面白い。
オペレーションにかかわるTOC(Theory of Constraints: 制約理論)の実践について小説ベースでわかりやすく解説していく本。詳しい話は実際に読んでいただいたほうがいいので、割愛させていただきます。一旦読み出すと引き込まれて、一気に読み込んでしまいます。

オペレーションだけでなくプロジェクトマネージメントなど他の分野での活用も十分可能なので、ビジネスをする人は必読の一冊です。

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0019/06/02

ネーミングの仕方



今まで疑問に思っていたことがあり、それを今日とうとう調べた。

植物性プラセンタ

プラセンタとは英語で「胎盤」という意味である。豚のプラセンタを化粧品などが一番知られているところだろうか。
その中で今まで気になっていた「植物性プラセンタ」という表現。
日本語に直すと「植物性の胎盤」。この表現になると、さすがに多くの人が疑問を持つはず。

植物が子供を生むために胎盤を作り、胎児に栄養を与える・・・・想像するとチョット笑う。その子が生まれたらお乳を与えたりするのだろうか。

実際に調べてみると、どうやら植物性プラセンタとは大豆成分であるイソフラボンやアロエベラエキスなどを調合したものをいうらしい。つまりプラセンタでもなんでもない。
一時大きな問題となったBSE騒ぎの際にプラセンタをあまり使えなくなり、代用の意味も込めて植物性プラセンタと名づけたらしい、誰かが。本物プラセンタ効果を引き出す「成長因子」は当然含まれない。

しかし顧客は不思議なもので、「植物性プラセンタ」という響きを聞くことで動物性のいわゆる本物のプラセンタと同様の効果が得られると思う。それどころか植物性のほうが動物性よりも安全とまで思い込んでしまう顧客までいる。

植物性プラセンタというネーミングは間違いである。しかし法律がそれを許すのであればこのネーミングは抜群の効果をもたらすに違いない。

このように法的にぎりぎりのところをいく必要があるということを学んだのではわけでなく、一般的にネーミングの大切さはプロダクトの価値を高めるということを確認できた。プロダクトの内容は変らないが顧客にとってのバリューはあがる。顧客にとってのバリューがプロダクトのバリューを決定するわけで…。

チョット考えさせられる事項でした。

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0019/06/01

好みそれぞれ



学校で同級生とあるアントレの先生について話しているときの出来事。

「僕はこの先生の授業がすき」
「私はその先生の授業は好きじゃない」

同じ先生の同じ授業を同じビジネススクールの生徒が受けていても意見がまったく違う。


授業に限らず人それぞれ製品やサービスに対する考え方が違い、それに応じてニーズも変ってくる。ビジネスでは顧客のニーズは最も重要視すべきポイント。そのポイントにおいて顧客個人での考え方が違うというのはとても興味深い。

ちなみに医療での患者さんのニーズは明確。ほぼ2つ。
1.病気を治してもらいたい
2.話を聞いてもらいたい

これくらい簡単だといいんだけど、ビジネスではそんなに簡単にニーズの分類分けはしづらく、それに対応するためにマーケティング、とくにセグメンテーションやターゲティングという手段があるのかな、というのが今日の出来事からの感想。

日々勉強です。

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