不確実性
ビジネススクールではたくさんの教科を学ぶことになる。
ファイナンス、会計、戦略、マーケティング、などなど。
そんな中、僕のような「起業家」志望の人にとってどうしても乗り越えなければならない壁があると最近感じる。それは不確実性だ。
授業で出てくるスタディーケースにはたっぷりの情報がはいっていて、それを分析することでその会社の状態や今後の方針などを考えることが出来る。もともと理系の僕にとって数字ででてくる分析結果はとてもわかりやすく、やっていて気持ちがいい。医療の現場で患者さんのデータを分析するプロセスとある程度似ていることも関係しているかもしれない。
ところが起業となると状況がチョット違う。
何より手持ちのデータが少ない、もしくはまったく無い。
たくさんのデータに囲まれて、それをどうやって使って今後の方針を決めていくかということに慣れていくと特にそう思う。
不確実性
つまりは起業プロセスにおいて必ず乗り越えなければならないのはデータ不足から来る「実際にどうなのかまったくわからない」という状態をどうやって予測するか、また値を設定していくかということだと感じている。
暗闇の中で探し物を探しているのと同じ感覚を味わうこともある。
だからこそ、いかにその不確実性を減らせるかということが精神安定剤になることがある。その手段としてマーケットリサーチをする、関連分野の人にインタビューをする、シュミレーションで収支をだす、などなど。
結局のところある程度ビジネスプランが固まってきたら、次の壁は「どうやってプランの中の不確実性を減らしていけるか」ということかなと、最近思っています。
下の絆創膏をなでるようにクリックすると、いいことが起こる、かもしれません。
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