0020/03/30

パソコン故障



留学中支えてくれていたパソコンLet's noteのディスプレーが今朝突然うつらなくなった。理由はおそらくバックライトの故障。ぎゃ~~
購入後2年近くなるため、そろそろ故障も出てきておかしくない時期ではあるが、かなりのショック!!

正直なところパソコンの故障は非常に痛い。いろんな準備をしている事やメールの確認など、日常当たり前になった作業が全くできない。

しかしこの出来事が日本に帰ってきてから起こって本当によかったと感謝。なにしろロンドンではろくにパソコン周辺のものがそろっていない上に、あったとしても非常に割高。このLet's noteを安心して預けられる場所も早々見つからなかっただろう。

そういった意味で本当にラッキーだったと思うのだが、やっぱり不便なのには変わりない。バックアップ用のHDを買ってきてただいま処理中。やれやれ。

でも、本当に日本に帰ってきてからでよかった……

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0020/03/27

さくら




さくらがいよいよ満開に向かって咲き出しました。
資格試験の暗記物で追われている身ながらしっかりと目で楽しむ毎日です。
日本が一番きれいな季節だと個人的に思うこの年度末年度始め。
新しいスタートをきれいなさくらで祝ってもらってる気分です。

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0020/03/26

通勤電車



日本に帰ってきたなぁと実感するのが通勤電車。
ほんとうにしんどい。
いま、さいたまから東京に通っている関係で埼京線を使っているのだが、本当によく混む。
職場につくころには疲労困憊。
ロンドンのころはバスに乗って10分とか、歩いて15分なんて生活をしていただけにつらいです。

仕事も始まり、人の健康を診るという仕事を新鮮な気持ちで行うことができています。
しかしながら、学生のときと違って働きながら起業の準備って意外と大変。
なによりもじっくりと考える時間が取れない。

そんなこんなで帰国後一週間目をすごしています。
自主的に取ろうと思っている資格試験の勉強もいよいよ大詰め。がんばります!

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0020/03/25

地震を初体験するアメリカ人



日本に帰ってきました。
ロンドンに比べていくらか暖かく、桜もそろそろ本格的に咲きそう。
それにしても時間の流れがヨーロッパに比べ数段早いこの日本。ぼーとしていたらあっという間に一日終わってしまいます。

先日は日本に遊びに来ているLBSの友人を日本料理店に招待した後浅草へ。
東京って見るところいっぱいありそうで意外と「東京と言ったらこれ!」的なものがなくて非常に困る。
一緒に食事をしているときに小さな地震が発生。彼は発生当初は日本的雰囲気の中で日本食を食べられることに対する興奮から自分でテーブルを動かしてしまっていると勘違いしてしまったようで、地震だと知るとおおはしゃぎ。彼にとって生まれて初めて体験する地震だったようです。
彼も言っていましたが、LBSのいいところは世界中に友人ができること。世界のある程度の都市なら誰かしら住んでいるというこの状況、やはり素敵です。


帰国後2日ほどゆっくりしたのでいよいよ本格的に動くモードです。
形になり始めたらブログでもビジネス紹介しますね。

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0020/03/21

帰国します



たくさんの友人に元気をもらった2週間も終わり、今日帰国となります。
引越しやそれにかかわる煩雑な手続きもある程度終え、いよいよ日本での活動を始めます。

一つずつ目の前のことをこなしながら最終的にいろんな人にプラスになるような仕事をできるようがんばります。

ブログに関してはMBA留学自体が一つの区切りとはなりますがもう一つのテーマである起業にむけてこのまま続行していきます。

皆さんに近いうちに自分のビジネスを披露できるよう、ここしばらくがんばります。

ロンドン生活も一旦終わり、日本に舞台を移しますが、これからもよろしくお願いします。

応援も引き続きお願いします。

0020/03/18

MBAで得られるもの



最近友人たちとの会話は「MBAの間で得たものでもっとも大きなものは?」という話題で盛り上がった。とりあえずロンドンを去る寸前となったためこの留学を振り返る機会も多くその話題についてちょっと考えてみた。

一番大きいのは間違いなく友人たち。MBA受験の時に知り合った人たち、学校に来て一緒に勉強をした人たち、同じクラスの仲間、フットボールクラブのチームメイト、ほかのプログラムでひょんなことから知り合いになった人たち、インターンで知り合った人たち、たくさんの出会いがあった。そして試験前で大変なのにもかかわらずお別れ会を毎日のように開催してくれる仲間たちの友情に触れ、本当にロンドンにきてよかったと心から思える。

そして二番目は自分の時間。ロンドンで感じる生活の時間は東京のそれに比べて倍くらいゆっくりと流れている感じがする。それは自分の立場が社会人から一旦学生へと変わったことも影響しているだろうが、それを差し引いてもやはり生活のリズムがゆったりとしている。そのため自分にかかわることを考える時間がずいぶんとあった。自分のビジネスについて、自分の将来について、自分が何をやりたいのか、それこそどこに住んでどういった生活をして、仕事はその中のどういう位置なのか、ということを考えるようになった。これからの人生設計をしっかりと見つめ直す機会を得られたことは大きかった。ヨーロッパ旅行を通じて得られただろう感性もこれからきっと生きてくるはず。結局のところやっぱり僕はヨーロッパが好きらしい。セットアップの煩わしさがなくなり、ある程度の収入源が確保できるのであれば、ヨーロッパに再び住みたいと思う。

三番目は図太さ。得意ではない英語でグループの仕事をしたりプレゼンをさせられたことで、少々のことなら動じなくなった。それは夏のインターンでのプレゼンでも感じたのだが、日本語でのプレゼンに関しての恐怖心が亡くなった。ちょっとしたクレームをつけることも以前は苦手だったが、今は割りとスムーズにできるようになった。総じて以前よりも図太くなった気がする。自己主張するようになったといえるかもしれない。

そして当然ビジネススキルも得られた。特に戦略、起業関連についてはかなり多くのお土産を日本に持って帰ることができそうだ。学校の授業だけでなく友人たちから教えてもらった有益なビジネスツールも宝物になるだろう。ある程度のビジネス事項について分析や提案できるだけの思考の流れをつかんだ実感はある。もちろんまだまだ経験が足りませんが。

そんな日々もまもなく終わり、スピード感のある東京での生活へと戻ります。もちろんこれからまた新しい「起業」というテーマについて考えいろいろと実行していくことになるでしょう。寂しさとこれからに対する期待感が入り混じった複雑な感情を持ちながら最後の数日ロンドンで過ごします。

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0020/03/15

感謝感謝の毎日です



帰国まで1週間を切り、いよいよロンドンともお別れが迫っています。
お土産を買ったり食料を整理したりと、寂しさを誘うような用事が増えてきている今日この頃。

木曜日は同じ学校の友人であるだけでなく起業に関してもさまざまな面での先生となってくれているRくんにEast Londonのレストランへとご招待いただきました。雰囲気がよくおしゃれなレストランで、Rくんの辛口トークを満喫。彼のアドバイスはいつも的確で、今後の展開の参考になる話が満載です。卒業後はロンドンでしばらく働くということでしばらくお別れとなってしまいますが、今後もずっと連絡を取り続けられると願っています。

そして金曜日はお兄さんのような存在となっている学校の友人とお別れ会。
彼は卒業後韓国に住むことになるので地理的に近いので、これからも何かと会う機会もありそうな感じがする。Oxford Circusの近くにある韓国料理店「アリラン」でプルコギやチャプチェを食べながらジンロを大量に飲む。その後ベーカーストリートにある日本料理店「南部亭」へと移動し、日本酒を呑んだ。さすがに酔いました。部屋に帰って死亡。今日二日酔いがないことは奇跡です…

ロンドンを離れるにあたり何人もの人にお別れ会を企画してもらえる事、本当に感謝しています。そんな友人をたくさんもてたこともMBAにきてよかったと思える要素の一つです。勉強は一人でもできるかもしれないが、友人はそんなに簡単にできない。それを可能にしてくれた今回の留学、本当にきてよかった。

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0020/03/13

SIDS



先日学校の友人のお子さんが亡くなった。生後3ヶ月だった。死因はSIDS(新生児突然死症候群)だったそうだ。死因といってもSIDS自体が原因不明の突然死という位置づけなので、結局のところ原因は不明だ。同様にして毎年多くの新生児・乳児が亡くなっている。(SIDSは日本においても1歳未満の死因で3位以内に入る)

以前病院にて勤務していた際にもSIDSの症例に立ち会ったことがある。まさに「突然」呼吸や循環が止まるらしい。病院に着いたときには正直なところ手の施しようがない状態だった。

この症候群は1歳未満の新生児・乳児の突然死において死因が特定されないものの総称として用いられる。結局のところ死因は不明となる。子供が亡くなったが原因がわからない、という状況におかれご両親は感情の行き場所を失ってしまう。子供がなくなったという事実だけで十分つらいのに、何がその原因かわからないという状況におかれる。・・・・子供が亡くなるというイベントはとてもつらいものだが、その中でも僕の立ち会ったSIDSによる子供の死がご両親に与えた心のダメージは大きかったように思えた。


SIDSのリスクを上げるのではないかといわれているもので有名なのが「うつぶせ寝」「親の喫煙」そして「人工乳」だ。すべてが明確な理由になりうるとは証明されてはいないが、SIDSのリスクを上げる因子の可能性があると複数の論文でも言われている。それらは親がSIDSの存在やその危険因子をしっかりと知らされていればコントロールがある程度可能なものである。だからこそご両親に対する教育も非常に大切になるのだろう。実際にヨーロッパでは以前SIDSの知識普及キャンペーンが行われたらしく、その結果SIDSの発生率が減ったそうだ。


そんな話をしたところで友人の子供が帰ってくるわけではないが、少しでもSIDSのことを知ってもらい一人でも多くの子供がその危険にさらされるのを避けられるとするならば、その子の3ヶ月という短い生涯にも大きな意味を見出すことができるのかもしれない。

今はただ冥福を祈るばかりです。

0020/03/12

Brent Hoberman (Lastminute.comの創設者)




昨日はロンドンにあるImperial Collegeまでお出かけ。目的はオンライン旅行サイトで有名なLastminute.comの創設者であったBrent Hobermanの公演を聴くためだった。
同じロンドン内にある大学なのでバスに乗って気軽に訪問。ベーカーストリートから20分くらいで到着。

今回の公演に対する期待度は非常に高かった。理由はいくつかあるのだが主に2点が挙げられる。
1.スタートアップにいたる経緯や苦労を聞きたい
2.Two-sided Marketの構造をしたビジネスを展開する際のヒントを探したい
二つの話題とも帰国後のビジネスにかかわってくる重要なファクター。よりよいビジネスにするためのヒントがあることを願いながら聴講。


USでブームの兆しを見せていたインターネットとイギリスで盛んだったオークションのテイストをブレンドしようと思ったことが始まりだったらしい。
他国で流行っているものを自国に持ち込んでちょっとしたエッセンスを加えることでいいビジネスができるということは以前LBSにきてくださったグロービスの堀さんの話と通ずる。Brentは「ビジネスアイデアにはタイミングが非常に重要だ」という表現をしてその事項について説明していた。

また、彼自身インターネットをかなり使うユーザーだったらしく、顧客の視点からどういったサービスがいいのだろうかということを常に考えられる環境だったとも言っていた。


起業の際にポイントとなったのは「熱意」「想像力」「お金」「人」「顧客視点」「技術の適応」そして「信頼度」だったそうだ。
お金に関しては自分たちが思っていた以上にかかった、と。ファイナンシング、ファンディングはとてもストレスを感じる作業だが必要不可欠だったのでかなりがんばったとも。
人はやっぱり重要。同じビジョンを共有できる人、あまり同じ系統の人を集めすぎないこと辺りの話。ビジネススクールでもよく聴く話だ。
顧客視点は絶対不可欠。すべては顧客から。ニーズがないとビジネスは成り立たない。それは技術の適応とも関連する話で、いくら作り手が「すばらしい」と思うような技術でも客のニーズにあっていなかったら役に立たないし、いくらきれいでも客が使いづらいと思うようなサイトにしてしまったら全く意味がない。

信頼度は2つの意味。投資家に対する信頼度と顧客がサービスや会社に対して抱く信頼度。投資家が投資を決定する際にスタートアップだと当然信用性が低い。そのためファイナンシングが難しい。また顧客が抱く信頼度についてはもっとクリティカルで、自社に対してあまり信用をしていないという状況でビジネスが始まるためいくらよい商品を作ったところで買い手がつくとは限らない。これら二つの信頼度のうち特に顧客が持つ信頼度については常に対策を考えていくことが大切。どうやったら商品の信頼性が上がるのだろうか?それは口コミかもしれないし報道などのパブリシティーかもしれない。ビジネスの携帯によって変わってくるだろう。


また、Lastminute.comはプラットフォームビジネスだと考えられる。そのためTwo-Sided Marketの考え方が非常に重要だ。一方のユーザーはいわゆるエンドユーザー(顧客)。もう一方は航空会社やホテルなどのサービス提供者。Lastmituteはそれらのユーザーをつなぐプラットフォームである。Two-sided marketのためどちらかのユーザーの動向がもう一方の動向に大きく影響する。

そのコントロールの仕方についてBrentが言っていたのはやはり「顧客視点」。エンドユーザーのニーズが何かをしっかりと把握することで自動的にもう一方のユーザーに対してどのようにアプローチしていけばいいのかが決まると。基本的に顧客は「いいものを安く」と考えているため、それを実現するためにはサービス提供者に対して低価格での提供を求める。しかし当然ながら見返りがないとサービス提供者はそんな要求はのみづらいからどうやって自社を含めた3方にとってWin-Win-Winの関係が築くことができるかを考えていく。そこで一番大切何が「顧客視点」。それが少しでもかけてくるとWin-Win-Winの関係だと思って始めたビジネスが実を言うとLost-Lost-Noneという関係になりかねない。

ビジネスアイデアに煮詰まってきたり新しい要素を入れようとすると自然と「顧客視点」が失われやすい。実際に僕が作ってきたプランの中にもいくつかその失敗をしていると思われるものがある。今回の講演を聴いて改めて「顧客視点」という原点を忘れないようにしようと思った次第でした。


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0020/03/11

Blu-Ray Format




今日は雨風ともに激しく、イギリスらしからぬ天気でした。

こちらでは通常結構な雨でもかさを使わない人が多く、今日もかなりの雨にもかかわらず傘を使っていない人続出。しかし今日は風の強さはすごく、もう10年ほど前に買った水をはじかないユニクロ製の折り畳み傘は見事にお猪口になり全く役立たなかったから結局のところ傘を差しても差さなくても濡れた・・・

今日はプロジェクトのプレゼンがあった…はずだった。ところが教授がアメリカからロンドンに帰ってくる飛行機が強風のためヒースローに着陸できず、ベルギーにおろされてしまったことで授業自体がキャンセルに。

せっかく用意したのに…無念です。

だからせっかくなのでブログにその内容の一端を。


以前ブログにも書いたEconomics of Competitive Strategyというクラスで最終レポートとして友人と選んだテーマはBlu-Ray VS HD-DVD。この事例はTwo-Sided Marketのプラットフォームの覇権を争う象徴のような出来事だったため使い勝手がよかった。これから書くことはさまざまな記事を読んだり分析した結果の私見です。


ソニーサイドの勝因としていろんな事が言われている。技術力というよりもむしろほかの因子の方がでかかったことは皆さんもご存知だと思う。Two-sided Marketの原則に基づきこの事例を考えると、1つのユーザーはいわゆるエンドユーザー。もう一方はハードウエアやコンテンツを作る業者。それらが共通言語として使うフォーマットとしてBlu-RayをつかうかHD-DVDをつかうか、というのが話の中心だった。その際にもっとも大切なのは片方のユーザーの動きによってもう片方のユーザーの選択に影響を与えるということ。今回の戦いで一番大きなポイントとなったのは大手の映画配給会社の動向だった。なぜならばエンドユーザーがBlu-RayかHD-DVDかを選ぶ際のポイントとして最も重要視していたのはどういったコンテンツが見られるか、という点だったからだ。

そしてその映画配給会社に対してのアクセスがよかったのがSonyをはじめとするBlu-Ray側。CEOがもともと映画業界だったSonyはとくに。それに対してHD-DVD側はそのアクセスが弱く、それを補うため多額のお金を映画配給会社に支払って自分たちのサイドに引き込もうとしていた。パラマウントは引き込まれた企業の一つ。しかし多くの企業は最終的にBlu-Rayを選んだ。それはBlu-Ray側の努力もあったが、ひょっとするともう一つ重要な要素があるかもしれない。それは開発目的の違いである。

HD-DVDはもともとパソコンでつかう新しい用量の大きいメディアにすべく開発されたそうだ。逆にBlu-Rayは最初からAV分野の品質向上を目的にされていた。この業界の企業はそれぞれの新世代DVDの目的に応じて自分たちがつくサイドを決めていたように思える。ToshibaをはじめMicrosoftやIntel, NECといったPC関連の企業はHD-DVDで、Pioneer、HITACHI, SONYはAV分野で新しいフォーマットを使いたかったためBlu-Ray側へ。映画配給会社はAV分野なので自然と多くがBlu-Ray側がつき、そして顧客のニーズはPCメディアとしてではなくきれいな映像を見るための次世代DVDという点でBlu-Rayに分があった。


映画配給会社(コンテンツ)をひきつけることと同時に直接エンドユーザーを増やす必要もあり、ゲーム機におけるドライブにまつわる戦略の違いが非常に面白い。

ソニーはPlaystation3にBlu-Ray Driveを標準装備した。逆にMicrosoftのX-Box360はHD-DVDを付属品とした。この違いは非常に大きい。なぜならばPlaystation3を買った人は自動的にBlu-Rayのユーザーになる一方、X-Boxの方はよほど強い意志をもった人以外は新規にHD-DVDのユーザになることはなかったからだ。

なぜMicrosoftはHD-DVDを標準装備としなかったのか?コスト面を考えるとなかなか導入しづらいが、SonyがPlaystation3にBlu-Rayを標準装備することは前からわかっていた話なので、HD-DVDドライブを標準装備にして何とかそれに対抗することはできたのではないだろうか。

その原因として東芝をはじめとするHD-DVDサイドの意思疎通の悪さがあったのでは?と見る人もいる。
しかしもうちょっと面白い見方をしている人もいる。それはMicrosoftの長期的戦略に基づいて意図的に標準装備しなかったとする説だ。

マイクロソフトの長期での狙いは今の新世代DVDにおける戦いに勝つことではなく、その次に始まるであろうネット映像配信におけるフォーマットをめぐる戦いに勝つことであると考えられているそうだ。
その戦いに勝つためにはできる限りライバルとなる企業の体力を削いでおきたい。
もし新世代DVDの戦いが激しい消耗戦になればそれぞれのサイドにいた企業は次のネット配信フォーマットでの戦いに必要な体力を失い、結果としてMicrosoftが非常に優位な形で戦うことができる。
だからこそ、新世代DVDにまつわる戦いをある程度長引かせたかったのでは?というのがある専門家の意見だ。

スタートからして若干分の悪かったHD-DVDのサイドに「あえて」加担し戦力の均衡を図り、3,4年にわたる戦いを誘導したのか?
Microsoftのとってはどちらのフォーマットが勝ってもよかったのだがある程度の戦いの結果最終的にはBlu-Rayが勝つと考え、いざ自社に痛みをもたらす可能性のあったX-BOX360へのHD-DVD標準装備に関してはオプションという形を取ってごまかしたか?
当初の目的である激しい消耗戦を実現したのでこれ以上の加担は無駄だと判断したから?

それらがもし本当ならば恐ろしいほどの戦略だ。


この話を考えたときに瞬時に頭をよぎったことがある。それは「Zガンダムにおけるアクシズの行動にそっくり」ということ。ガンダム知らない人には何のことかチンプンカンプン、全くわからないと思うが、Blu-rayサイドはエゥーゴ、HD-DVDサイドはティターンズ、そしてマイクロソフトはアクシズに置き換えられる。
それらは三つ巴の勢力で、アクシズはエゥーゴについたりティターンズについたり、ある意味戦いにおけるキャスティングボードを握っていた。最終的にエゥーゴがティターンズとの戦いに勝つがその代償としてかなり消耗。アクシズは消耗する前にその戦いから撤退して様子見。結果としてアクシズの勢力が一気に強まった(ZZガンダムの最初の方)、という話。

おっとオタク路線へと進みそうに・・・


そして思った。

Strategyだ!

ビジネスも戦争。そして勝つためにはしっかりとした戦略が必要。長期的視点と短期的視点をうまいこと組み合わせて練った戦略に基づいた行動を取れる企業が結局のところおいしい思いをする可能性が高い。

なにげなく学校で使っていたStrategyという言葉がビジネス単語ではなくもっと重い意味を持っていることに改めて気づいたいい機会となりました。

(残念ながら準備を万全にしていたプレゼン自体はなくなりましたけど…)

プレゼン準備が無駄になったのを慰めてくれる人は下の絆創膏クリックお願いします。

0020/03/10

テレビのない生活



イギリスに来てからずっと我が家にはテレビがない。

おかねがないから?それも一つの理由ではあるが、一番の理由はテレビがないことによってほかの事に集中して取り組めるからだ。

授業の予習にもスムーズに取り組める。本も読める。音楽をのんびり聴く時間もできる。そしてなによりもいろんな事をゆっくりと考えることができる。ただでさえイギリスでは日本と違い時間がゆっくり流れる気がする上に、時間をたっぷり自分のことに使える。時間を優雅に使えている。。。。

日本ではなぜか習慣でつけてしまい、気がついたらその前で何時間も見てしまうことのあったテレビ。テレビのない今の部屋でテレビについて考えてみた。


テレビを見る目的はなんだろう?
1.情報収集
これが一番大きい。ニュースなどの情報をしっかり把握するためにも流行に後れないようにするのにもテレビは手っ取り早い。
2.教育
NHK教育のようなものだけでなく教養を育めるすばらしい番組もある。TBSの世界遺産やNHKのその時歴史が動いた、プロフェッショナル、などがそれにあたるだろうか。自分の意識しだいでとても貴重な話を聴くことができる。また、外国語のヒアリングも伸ばすことができる。
3.ストレス発散
お笑い番組をみてすっきりするということを数知れず経験してきた。効き目はかなりあるが若干依存性が強く、見始めたらなかなかやめられない。
4.寂しさしのぎ
音がなくし~んとした状態が苦手な人でよくありがち。なんとなく音がないと落ち着かない。


そう考えてみるとテレビをつけてしまう理由はそれなりにある。今回のロンドン生活でテレビがあったほうがよかったなと思う点は英語のシャワーをずっと浴び続けることによりリスニング能力が上がったかもしれないということと、こちらの文化を知るいい機会になったかもしれないという点。

しかし見ないほうがいい理由もたくさんある。依存性が強く、気がついたら時間を無駄にしてしまうことは一番の副作用か。


つまりのところテレビにはいい面悪い面が当然あり、正しい使い方をすればとても有益。しかし依存性や耐性があるので長期間の使用はすすめられない・・・・・


・・・・


オピオイド(麻薬のこと)とおなじってことか??
だとすると個人でのコントロールは難しいかも。


そこでだらだら書いてきた上での結論。

僕のように自己管理に自信がない人はオフタイマーなどで強制的にテレビ鑑賞時間をコントロールする必要がある!


いままでオフタイマーなんて使ったことないなぁ
だからテレビは天敵だったのかもしれません。
日本に帰ったら試してみます。

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0020/03/09

お世話になった先生

あるプロジェクトの関係で調べ物をしていたら大学時代に大変お世話になった先生の名前の入っているサイトが引っかかった。

お世話になり始めたの大学1年のころだからもう10年以上前。遺伝子関連の研究を大学の研究室でされていた先生だった。医師であり実際に治療にも携われていた方だ。癌を遺伝子の面で解明して治療に役立てたいという強い意志をもって研究をされていて、その先生のことを僕はすごく尊敬している。

学生時代その研究室を頻繁に訪れて遺伝子にかかわる研究の方法やその当時のホットな話題などをとても丁寧に教わった。役に立てたのかは今思うとかなり疑問だがちょっとしたお手伝いのようなこともさせていただいた。大腸菌やイースト菌を培養したりした。ご自宅に呼んでいただき晩御飯をいただいたこともあった。とても面倒見のいい先生だ。

その先生は間違いなく優秀な研究者であると今でも思う。実際にNatureという雑誌に論文を載せたりもしており、いわゆる実績もあった。その当時の僕が「この先生はすごいな」と思ったところはその思考回路だ。いわゆるロジカルシンキングを実践されていた。

研究のテーマを決めるのプロセスが特に印象に残っている。まず最初に自分の大きなターゲットを設定する。(「癌のアポトーシス(自然死)をほかの細胞にあまり影響させずに誘導する」など)
その上でその周辺のある過去のいろんな人の研究をしっかりと調べる。そして仮説を立てる。
Aという物質がBという現象を起こし、そこからCというストッパーが消えることでDが強くなり、結果としてEという現象が起こる。。。みたいな一連の流れの仮説を立てる。
それを証明するために必要なデータは今のところAがBを起こすところだから、これを中心に研究する。研究する上で可能性としていくつかのルートが考えられるので、それぞれについて実験の方法を考える・・・などなど。(簡単に書いたためすごく稚拙に見えますが、実際はもっともっと複雑です)

大きな事項を細かく落としていくプロセス、そして仮説思考。それらはいままで医師だけでなくコンサルタントや弁護士さんなどいろんな人たちを見てきたが間違いなくトップクラスだといえる。つい先日もその先生のことを思い出し、本当にすごかったなと思い返していた。

しばらくお世話になっていたのだが、大学4年のときに先生がほかの研究所に移られてしまい、その後連絡が取れなくなっていた。何度かネットで調べたり、知り合い伝いで調べたのですがなかなかたどりつかずに悔しい思いをしていた。


そしてつい先日、冒頭のとおりおよそ10年ぶりくらいに「つながった」・・・・


驚いたことに先生は起業されていた。代表取締役社長の欄に先生の名前が。
内容は抗がん剤の創薬関連のビジネスだ。その会社のHPを見て思ったのは、以前先生が研究されていた内容をベースに研究から現実の治療への橋渡しをしているようだった。昔の先生VCやエンジェルとのファイナンシング、そして大きな会社との提携などもすでに経験されているようだ。


あまりのうれしさのあまり会社のHP経由で先生へコンタクトを試みたところすぐに返事が返ってきた。


僕のことをしっかり覚えてくれていた。10年以上も前のことだし一人の学生としてお世話になっていたのでもう忘れられていてもおかしくないと思ったが、当時サッカーを同好会としてやっていたことなど、細かいことも。

覚えていてもらったこと、写真の見た目も昔とぜんぜん変わらないこと、起業されたあとも昔と同じビジョンを持って仕事をされていること、そして順調に会社を成長させていること、そのすべてに喜びを感じずにはいられなかった。


その先生とはビジネスの軸がまったく違うけれども起業という同じ舞台に立って学生時代と同じようにたくさんのことを学びたい、そしてMBAを通じて少しは成長しているであろう自分の姿をみせたい、そんな思いを強くしました。


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0020/03/08

想像力を豊かにクラシックを聴く?



いよいよ帰国まで2週間をきり、帰国準備に大忙しです。

昨日は今回の滞在中最後のクラシックコンサートとして、ロンドンのバービカンホールにてゲルギエフ指揮のLSO (London Symphony Orchestra)のマーラー7番を聴いてきました。ゲルギエフとマーラーの組み合わせというのがあまり想像できず、さらにマーラーの交響曲自体に今まであまり惹かれなかったので、正直なところ「ゲルギエフ」という要素だけで鑑賞となった。

バービカンホールはRoyal Festival Hall(ロンドンフィルやフィルハーモニアのホール)よりも若干弦楽器の音がこもる感じがした。気のせいか?椅子はどのホールよりも明らかに広い。足を置くスペースも広いため、姿勢的にはかなり楽。
ホールの外側はチケット売り場やバーなどがほかのホールとは異なり近代的な雰囲気を出していて、これはこれでありかなとも。

で、肝心の演奏。演目は以下に。
Schoenberg Chamber Symphony No 1, Op 9
Mahler Symphony No 7
マーラーの大きな交響曲に室内楽的な曲を合わせている今回の演目。間違いなく注目はマーラー7番。マーラー7番は「夜曲」ともいわれる。普通の交響曲とはちょっと違う楽器も登場する。いろんな音がぶつかり合う印象を受け、多くの人が「好きではない」と評することが多い。耳障り、と言う人もいる。

実際にホールで聴いても音がぶつかり合っている感は否めず。それぞれの楽器が自己主張をしていてそれを指揮者が懸命に調整する、そんな印象を受けた。とにかく「がしゃがしゃ」って感じ。夜のパブをイメージ?(多分違うけど)。個性の強い人たちが集まった会社を音楽に例えるとこんな感じなんだろうなって思った。

この交響曲で面白いなと思ったのは、曲を聴いていると「風景」が目の前に広がってくるということ。曲に対する解釈はいろいろとあるようだが、夜の喧騒→騒ぎながら家路へ→静けさが訪れた夜の間に清掃や仕入れなどが行われる→新聞配達のような朝早い仕事が行われる→鐘が鳴り朝、昼となるという流れ(自分の想像です)。こんな想像をさせる曲は初めてだったのでちょっとした新鮮さがありました。

ゲルギエフはウィーンで見た時のほうが断然よかった。気合の問題かも?
新しいものに取り組みたいという心意気は感じたのだが、チャイコフスキーのような感情を刺激する演目の方が今回の風景画的な曲よりも向いていると感じました。

LSOはロンドンフィルやフィルハーモニアと比べると金管、木管、弦すべてでちょっと劣っている感じ。細かく音割れするし、弦は音響かないし(ホールの影響かもしれません)。ゲルギエフ指揮なのにもったいない。ゲルギエフがこれから常任指揮者として立て直していくんでしょうね。今度聞く機会に期待ですね。


ロンドンに限らずヨーロッパに住むということはクラシック・オペラ好きにとってたまらなく素敵なことです。ここから離れてしまうことが残念で残念でなりませんが、いずれまたここに帰ってこようという意を強くしました。願えばいつかは叶う!!

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0020/03/06

トレド (+ちょっとマドリッド)



マドリッドに行った際にちょっと足を伸ばしてトレドまで。大都市からちょっと離れた世界遺産には日本人が群がっている、という法則どおりトレドにも日本人がたくさん。

マドリッドからバスで1時間ほどでトレドの到着。今回はフランスのモンサンミッシェルのときと同じようにバスツアーをセレクト。トイレ休憩と称して無理やりお土産やに連れて行かれるのはまったく同じ。(1時間でつくのに途中で無理やりトイレ休憩を入れるという力技を披露していただきました)


トレドのこじんまりとした中世の町並みをちょっとはなれた展望台のようなところから楽しんだ後に実際に内部へと。

内部は小さな小道が複雑に入り組んでいて迷子になりそうな雰囲気。この街の見所は主にその町並みとエル・グレコの絵画である。特にサント・トメ教会にあるオルガス伯の埋葬はトレドに行ったら必ず見なければならない。

プラド美術館同様写真撮影は禁止されているため画像はないが、その絵を見るためだけに教会の外では順番待ちの列ができる。しかし回転が速いためすぐに見られる。

街には大体1時間半ほど滞在した。カテドラルとサント・トメ教会に入った以外はどこにも寄れずすぐにバスへと戻る。「重要なものは見せたよ」という日本的なツアーでした。

全体の印象としてはモンサンミッシェルのほうが感動が大きかった。トレドはほかのヨーロッパの都市の延長に存在するような感じがする。その一方モンサンミッシェルはこの世のものとはちょっと違うのかも、と感じた。両方の街ともすばらしいことは間違いなくこれからもずっと保存をしていってもらいたいと思う。


トレドから帰りマドリッドで食事をするために選んだ店はマドリッド出身で学校の友人一押しのお店。Juana La Locaというお店。特にピンチョがお勧めということだったのでいくつかオーダー。食べてみると本当においしい。かなりおいしい。アーティチョークのピンチョは絶品でした。


とピンチョを楽しんでホテルに向かう際に大事件に遭遇。
暴動です。

目の前でごみの入ったプラスティックの箱が燃やされ、近くには警官がたくさん。さらにバンバンという乾いた発砲音も聞こえる。近くのドイツ銀行のディスプレーの窓ガラスや公衆電話ボックスがぼろぼろに破壊されていました。

結局のところネオ・ナチや反政府の団体の集まりを警察が押さえにかかったところ騒ぎが広がった、ということだったようです。乾いた発砲音は実弾ではなくボール弾と催涙ガスだったとの事。

地元新聞の報道です




全体としてマドリッドはとても都会で住みやすそうな街でした。食べ物もおいしい。パリ、ロンドン、マドリッドなら住める、なんて勝手なこと思ってます。(言葉がぜんぜんだめですけどね)

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10人=10個以上のアドバイス

ビジネスプランを作った後に何人かの友人たちにアドバイスを求めてきた。(お時間使って相談に乗っていただいた皆さん、どうもありがとうございます)
同じようにビジネススクールに通っている人たちだが、今までのバックグラウンドがまったく違うためそれぞれのフォーカスするポイントが異なる。そのため人それぞれアドバイスや懸念がまったく異なる。オペレーション面にフォーカスする人、マーケティング面で、戦略面でもエントリーについてだけでなく成長戦略に意見のある人、などなど。

今週は僕にとっては一番仲のいい部類に入るフランス人の同級生と晩御飯を食べながらアイデアをもらった。育ってきた環境が違うとまたアイデアも変わる。も ちろん日本のシステムをちゃんとは理解していないため深くえぐったアイデアはなかなか出てこないのだが、それでも参考になることが多々あった。(意外と客観的にビジネスを見直そうと思う際にはその分野にあまり詳しくない人、固定概念があまりない人に聞くと思わぬアイデアに遭遇することがあるということも実感)

もちろんすべてのアイデア意見を加味したプランを作るというのは不可能なのだが、自分のアイデアを一歩下がった形で見るいい機会となる。また、いただいたアイデアをちょっと加工すると今まで自分が懸念していた部分を解決できるであろういいプランができるような気がする。


その一方で、起業経験のある学校の友人が「ほかの人の意見を聞きすぎないこと」と以前アドバイスしてくれたが、その意味もなんとなくではあるが理解できた。アドバイスをくれる人は起業家の熱い思いがたっぷりこもったビジネスプランを冷静な目で一つのビジネスとして見る。当然相談する方としてはそれを期待しているのだが、あまりにネガティブだったり(すべてのスタートアップビジネスは立ち上がらないのでは?と思うほど)、ビジネスアイデアの根本にある起業家の熱い思いとはかなり異なるビジネスアイデアを薦められたりもする。もちろんそれらも自分のビジネスを見つめなおす一つの材料として使わせてもらうのだが、起業家の気持ちがある程度強くないと自分のアイデアに対して異常なまでにネガティブになってしまったり、自分の思いとまったく違う方向へ行ってしまうビジネスを展開してしまう危険性があるように思えた。

最終的に判断するのも起業するのも自分。自分が信じずに誰がその起業の成功を信じることができるでしょうか?「ほかの人の意見を聞きすぎない」ということの意味は「自分を見失わないように」という言葉に置き換えることもできるようです。


そんなこんなでこの2ヶ月、いろんな方に助けていただいた。そのおかげでずいぶんとプランが現実的なものへと生まれかわった。まだちょっと作業が必要だが、いよいよ動き出すときが来たようです。

そして気がつくと帰国まであと2週間・・・

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0020/03/05

ヒントは日常に?



最近意識が日本に帰ってからのビジネス内容に向いていることがあり、自分のビジネスに関連する事項に対して異様に反応するようになっている。学校での授業内でも話の中心から外れたトピックの中に今後のヒントらしきものを発見することも多い。

起業にかぎらず自分の関心の中心に対して人は反応感度が高くなるというのは間違いない。よく言われるのは車の話。車を買いたい、またある特定の車に興味を持った場合、たくさんの車が走り去る交差点でさえその興味を持っている車と同型の車を無意識で見つけ出してしまう。「意外とたくさん走ってる」と思ってしまう。「街で走っている姿はいまいちだな」と思ったりもする。

同じ話で、自分のビジネスに必要な知識や実例を無意識で探している自分がいる。全然関係のない業界の話でも思わぬヒントにもなる。それは別にMBAの授業とは関係ない。つまりビジネスのヒントは日常生活の中にたくさん散りばめられているということ。そうだとすると、起業したい人は自分の興味のあることをまず持ち、それに関わる情報や知識を「無意識」で集めるようになれれば何かしらの起業の種が見つかる、ということかもしれない。たくさんの種を見つられたらその中から芽の出るアイデアがあるかも。


だからこそ、起業への第一歩は


「モノや事象に興味を持つこと」



簡単なようで意外と難しい。でも起業において必須のマインドセットの一つです。
たくさんの種を持っている人は一つ、二つのアイデアがつぶれてもへこたれず新しいものを生み出せます。

自分なりの結論!
(自分の興味)×(顧客の満たされていないニーズが存在する)=(ビジネスの種)


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