0020/03/06

トレド (+ちょっとマドリッド)



マドリッドに行った際にちょっと足を伸ばしてトレドまで。大都市からちょっと離れた世界遺産には日本人が群がっている、という法則どおりトレドにも日本人がたくさん。

マドリッドからバスで1時間ほどでトレドの到着。今回はフランスのモンサンミッシェルのときと同じようにバスツアーをセレクト。トイレ休憩と称して無理やりお土産やに連れて行かれるのはまったく同じ。(1時間でつくのに途中で無理やりトイレ休憩を入れるという力技を披露していただきました)


トレドのこじんまりとした中世の町並みをちょっとはなれた展望台のようなところから楽しんだ後に実際に内部へと。

内部は小さな小道が複雑に入り組んでいて迷子になりそうな雰囲気。この街の見所は主にその町並みとエル・グレコの絵画である。特にサント・トメ教会にあるオルガス伯の埋葬はトレドに行ったら必ず見なければならない。

プラド美術館同様写真撮影は禁止されているため画像はないが、その絵を見るためだけに教会の外では順番待ちの列ができる。しかし回転が速いためすぐに見られる。

街には大体1時間半ほど滞在した。カテドラルとサント・トメ教会に入った以外はどこにも寄れずすぐにバスへと戻る。「重要なものは見せたよ」という日本的なツアーでした。

全体の印象としてはモンサンミッシェルのほうが感動が大きかった。トレドはほかのヨーロッパの都市の延長に存在するような感じがする。その一方モンサンミッシェルはこの世のものとはちょっと違うのかも、と感じた。両方の街ともすばらしいことは間違いなくこれからもずっと保存をしていってもらいたいと思う。


トレドから帰りマドリッドで食事をするために選んだ店はマドリッド出身で学校の友人一押しのお店。Juana La Locaというお店。特にピンチョがお勧めということだったのでいくつかオーダー。食べてみると本当においしい。かなりおいしい。アーティチョークのピンチョは絶品でした。


とピンチョを楽しんでホテルに向かう際に大事件に遭遇。
暴動です。

目の前でごみの入ったプラスティックの箱が燃やされ、近くには警官がたくさん。さらにバンバンという乾いた発砲音も聞こえる。近くのドイツ銀行のディスプレーの窓ガラスや公衆電話ボックスがぼろぼろに破壊されていました。

結局のところネオ・ナチや反政府の団体の集まりを警察が押さえにかかったところ騒ぎが広がった、ということだったようです。乾いた発砲音は実弾ではなくボール弾と催涙ガスだったとの事。

地元新聞の報道です




全体としてマドリッドはとても都会で住みやすそうな街でした。食べ物もおいしい。パリ、ロンドン、マドリッドなら住める、なんて勝手なこと思ってます。(言葉がぜんぜんだめですけどね)

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