10人=10個以上のアドバイス
ビジネスプランを作った後に何人かの友人たちにアドバイスを求めてきた。(お時間使って相談に乗っていただいた皆さん、どうもありがとうございます)
同じようにビジネススクールに通っている人たちだが、今までのバックグラウンドがまったく違うためそれぞれのフォーカスするポイントが異なる。そのため人それぞれアドバイスや懸念がまったく異なる。オペレーション面にフォーカスする人、マーケティング面で、戦略面でもエントリーについてだけでなく成長戦略に意見のある人、などなど。
今週は僕にとっては一番仲のいい部類に入るフランス人の同級生と晩御飯を食べながらアイデアをもらった。育ってきた環境が違うとまたアイデアも変わる。も ちろん日本のシステムをちゃんとは理解していないため深くえぐったアイデアはなかなか出てこないのだが、それでも参考になることが多々あった。(意外と客観的にビジネスを見直そうと思う際にはその分野にあまり詳しくない人、固定概念があまりない人に聞くと思わぬアイデアに遭遇することがあるということも実感)
もちろんすべてのアイデア意見を加味したプランを作るというのは不可能なのだが、自分のアイデアを一歩下がった形で見るいい機会となる。また、いただいたアイデアをちょっと加工すると今まで自分が懸念していた部分を解決できるであろういいプランができるような気がする。
その一方で、起業経験のある学校の友人が「ほかの人の意見を聞きすぎないこと」と以前アドバイスしてくれたが、その意味もなんとなくではあるが理解できた。アドバイスをくれる人は起業家の熱い思いがたっぷりこもったビジネスプランを冷静な目で一つのビジネスとして見る。当然相談する方としてはそれを期待しているのだが、あまりにネガティブだったり(すべてのスタートアップビジネスは立ち上がらないのでは?と思うほど)、ビジネスアイデアの根本にある起業家の熱い思いとはかなり異なるビジネスアイデアを薦められたりもする。もちろんそれらも自分のビジネスを見つめなおす一つの材料として使わせてもらうのだが、起業家の気持ちがある程度強くないと自分のアイデアに対して異常なまでにネガティブになってしまったり、自分の思いとまったく違う方向へ行ってしまうビジネスを展開してしまう危険性があるように思えた。
最終的に判断するのも起業するのも自分。自分が信じずに誰がその起業の成功を信じることができるでしょうか?「ほかの人の意見を聞きすぎない」ということの意味は「自分を見失わないように」という言葉に置き換えることもできるようです。
そんなこんなでこの2ヶ月、いろんな方に助けていただいた。そのおかげでずいぶんとプランが現実的なものへと生まれかわった。まだちょっと作業が必要だが、いよいよ動き出すときが来たようです。
そして気がつくと帰国まであと2週間・・・
応援お願いします。
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