Professionalの扱い
昨日は我が家にて友人夫婦が来て、デリバリーで頼んだタイ料理を囲みながら赤ワインを飲んで楽しい時間をすごしました。
が、どうやら僕は赤ワインにあまり強く無いらしく、次の日は強烈な二日酔い。
あたまいてぇ~~~胃もたれもするし・・・泣
朝から鎮痛剤をのみ、たまっていた仕事や来週の授業の予習を終わらす。
その後、ロンドン在住の日本人弁護士の方とチェルシー戦をテレビ観戦するためにパブへ。
二日酔いの影響からあまり飲めず、ジントニック1杯で済ませながらチェルシーの勝利を見届ける。
その過程でお互いの職業の特性から共通の問題があるという話をした。
弁護士も医者も英語ではProfessionalということで一括りにされることがある。
国家資格が必要で、その後の仕事に専門性が出るという点で共通するがもう少し共通点がある。
どちらの職業にもサブカテゴリーが存在する。
医師では内科、外科、産婦人科、小児科などの専門科がある。
弁護士でも渉外弁護士、民事を扱う弁護士、刑事を扱う弁護士などがある。
そしてその専門家の扱われ方も似ている。
医者では、「医者なんだから体のどの部分の話をしてもよく知ってるんでしょ」と思われる。
眼科のお医者さんに泌尿器の話を聞いてもなかなか適切な答えは返ってきづらいが、一般の人は医者は万能だと思ってることが多い。また、専門によって「外科ってかっこいい」とか、「精神科ってなんか怪しい」などと勝手な印象付けをされてしまうことも多い。
弁護士でも同じらしく、弁護士なんだからすべての法律を知っているんでしょ?と思われることが多いらしい。しかし当然ながら専門があるのでその専門分野で特化していく。そして専門によって一般の人のウケも違う。弁護士はやっぱり裁判所に行って弁護人を弁護するんでしょって思われる。民事で和解などの調整をするのも弁護士の仕事。でもビジネスを行う渉外弁護士は弁護士だとは認められにくいらしい。一般の人が「弁護士とはこうあるべき」という印象からずれてしまうと評価が悪くなるようだ。そのあたりで今日一緒にチェルシー戦を楽しんだ弁護士さんは渉外弁護士さんなので、自分のやっている仕事に対する世間の評価が今一よくないことを嘆いていた。
医者も同じで「医者とはこうあるべき」という道から外れると印象が悪くなる。それはほぼ間違いない。そして僕は間違いなく世間一般の「医者とはこうあるべき」の道を外れるわけだ。当然評価も下がるだろう。
それに負けないだけの強い意志を持って自分の信じる道を進むことが必要とされるんでしょうね。自分では持っているつもりなのですが、実際にその場におかれるとどうなるんでしょうかね。
そんな話をすることのできる別業界の人と仲良くなれるのは、ロンドンに住むということのメリットのひとつです。
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