0020/02/13

AIDA@WIENER STAATSOPER


今日ヨーロッパは霧がひどく、飛行機が遅れたりキャンセルになったりと大変な一日となりました。僕の乗る予定だった飛行機もしっかりと1時間遅れとなりました。

ウィーンはやっぱり寒かったです。空港に着いたときは外気温ー2度。霜だらけで外が白い。
耳が痛い、頭がだんだん痛くなる、そして足の先からも寒さが。


そしてこの街は音楽に溢れています。コンサートは毎日たくさん催されているし、音楽好きにはたまらないお土産やもたくさん。(見事に僕もはまってしまいました)
モーツァルト、ベートーベン、シュトラウス、ブラームス・・・・・・彼らが見ていた風景の一部を今自分が見る機会を得られたことに感謝感謝。


街中の公園にあったモーツァルトの像を見た後シュテファン大聖堂へ。すばらしいゴシック建築を楽しんだ後軽く食事をしていよいよウィーン国立歌劇場へ。


建物のイメージはパリのオペラ座を若干スケールダウンさせた感じでしょうか。ただ座席からはちょっとした気品の高さを感じる。

そしていよいよ開演。

ズービン・メータが現れた。生メータにプチ感動した後ラダメス役のリチートラが登場。最初若干音がぶれたが、その後は甘い歌を聞かせてくれた。

今日の演奏でよかった点は、AIDA役のHui Heがとても力強い歌を聴かせてくれた事、リチートラの繊細な歌。そして斬新な舞台演出。ウィーン歌劇場のイメージとは違った斬新さが見事でした。

そしていけてなかった点はオーケストラ。まず全体的に音が大きすぎる。歌手の声が聞きづらいくらい大きかった。そして金管の音が割れまくり。ロンドンフィルの金管のすばらしさを聴いたあとだったのでその比較で「いけてない」度合いを高く感じる結果に。オケの音の大きさはひょっとすると歌劇場の作り自体の問題かもしれない。オケのスペースはある程度舞台で隠れることが多いのだが、ウィーンでは全体がむき出しになっている。その分音が全体に響きやすい。
オペラの楽しみ方の違いで、オケの音を主に味わうウィーンと、舞台上での歌唱やせりふを満喫するロンドン、みたいなものがあるのかもしれないと勝手な仮説を立てつつ、それでもしっかりと楽しんできました。

本物を5感で感じること、それを通して自分が小手先ではなく本物のサービスを顧客に提供したいと思えるよう人間力を鍛える、そんないい機会となっていると信じてます。

応援お願いします。

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