シントラ
ポルトガル旅行2日目はシントラへ。
シントラの文化的景観、ということで世界遺産にも指定されている。
シントラはリスボンから電車で40分。ちょっと寂れたポルトガルの都市を見ながらぼーとしているとあっという間に到着。
ここでの見所は王宮、ムーア城跡、そしてペナ宮殿。
シントラ駅の前に止まっているシントラ観光名所めぐりバスに乗り込み、まずはムーア城跡へ。日光のいろは坂を思わせるようなくねくねとした山道を登ること約10分ほどして城跡の入り口のバス停に着いた。
入り口は苔がいい具合に生えた扉。
ここから山道をのぼり城跡の城壁へと向かう。
途中の道は舗装はされていないもののしっかりと整備されている一本道。城壁を思わせる石の壁をところどころに見ながら10分ほどの山登り。石垣は若干形が違うが、苔の感じが日本の城跡とよく似ている。
山登りの後、本格的に城壁全体が見えてくる。
天気はあまりよくなかったが雨は降っていなかったので助かった。
ポルトガルの旗がいくつか掲げられており、城壁沿いを歩くことができる。
城壁の通路からシントラの町を望むことができる。
中国にある万里の長城の小さいバージョンとどこかのHPで書かれていた。実際に中国に行ったことがないのでその表現がどこまで正しいのかわからないが、一面に広がる緑と所々に存在する市街地を一望でき、とても気持ちいい。さらに山奥のため空気がおいしい。
来た道を戻り次に向かうはペナ宮殿。
ピンクや黄色で彩られてとても華やかな宮殿。
先ほどのムーア城跡とは異なり、山道を自分で登る必要はなくバスで目的にまで連れて行ってくれる。
宮殿の入り口はつり橋になっていて、中世の雰囲気を味わえる。
宮殿内は王族が昔使っていた部屋や家具、食器などの展示館となっている。写真撮影は禁止されていたので写真はないが、最近行ってきたシェーンブルグ宮殿やベルサイユに似ていた。
宮殿からバスを使わず徒歩で下山を試みた。
そして見事に失敗。迷子になってみた。
宮殿の次は王宮へ。
ここも宮殿同様に中は王族の生活の様子を展示した博物館のようになっている。
観光客の集団が多かったのが印象。
昔の王族の生活の様子を展覧してある博物館的な建物はヨーロッパではよく見るパターンだったなというのがこの2年間の感想。昔のことを知ることはとても興味深いが、何度も見ていると飽きが来てしまうのはきっと僕の教養のなさからでしょう。
王宮では山の天気は変わりやすいという言葉どおり、突然の大雨に遭遇。
城跡のような屋根のない山道で雨に降られなかったことに感謝。
ポルトガルは僕にとっておそらく一生のうちに何度も来るところではないだろう。
しかし一度来てたくさんの名所や芸術に触れられたことは間違いなく人生のプラスになった。
そしていつもと違う環境下で自分のビジネスを考え直すいい機会ともなりました。
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