0019/05/19

塩分の話+プラハ3日目



先ほどロンドンに帰ってきました。
プラハもいいけどやっぱり我が家のあるロンドンは落ち着きます。

今日はドヴォルザーク記念館や国立博物館、そして プラハの町を最後にぶらぶらと。
ドヴォルザークのチェロ協奏曲は数あるクラシックの曲の中でも10本の指に入るくらい好きな曲で、その原稿があるということに感動していたのですが、よくよく見ると・・・

コピーでした。あ~あ。

まあ、とりあえずドヴォルザークがすごした場所にいけたということだけで目的達成。


唐突ですが、プラハで印象的なもののひとつとして食事のはなし。
とにかく何を食べても「塩辛い」。
歴史的に労働階級の人が多かった影響で塩分を必要としていたのかもしれません。
ビール消費量世界1というのはひょっとしてこの塩分が関与しているので?と思っています。
何の労働もしていない観光客の僕が食べると、体を壊しそうなくらいでした。

塩分の影響は主に血圧と腎臓にきます。
血圧は当然上がりますし、腎臓は機能異常を起こしやすくなります。

血圧は心臓、腎臓、脳などさまざまな臓器にダメージを与えます。
日本のデータでは脳出血の頻度は東北地方でかなり多いとされていますが、その原因として考えられているのも塩辛い食事での血圧上昇です。

腎臓は最悪のケースでは透析が必要となることもあるので、これまた注意が必要となります。

知っておくといい情報として、塩分は時間がたつと人間の舌では感じにくくなるということです。料理の際にたくさん塩を入れたはずなのに味が薄い、という場合にはひょっとするとその特性が関与しているかもしれません。つまり料理の初期段階の塩は直前に付加された塩に比べて感じづらいのです。さらに厄介なことに初期段階の塩は直前の塩と同程度人体に影響します。結果として、あまり塩分を感じられなかったため過分の塩分を知らず知らずの間に摂取してしまうことが起こります。

ある栄養士さんに聞いた話ですが、調理段階での塩分は少なめにして最後に一振り塩をかけることで十分味が引き出せます、とのこと。

塩分取りすぎには要注意、ということを旅行の感想につけるのは無茶だったなと反省しながらプラハ旅行記は終了です。

塩分取りすぎてたな~とちょっと反省したという方、またこれからも気をつけようという方は舌の、いや下のリンクをクリックしてください。
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