0019/05/10

講義・Study Group

学校での活動は大きく分けて3つ。
1.講義
2.グループでの課題解決
3.課外活動(ゲストスピーカー、部活、プロフェッショナルクラブなど)

そのうち今日は1番の講義について。

ビジネススクールは「講義中心型」と「ケース中心型」に分けられます。
London Business Schoolではその中間~ケース寄りといった位置づけでしょうか。およそ7割のクラスでケースが事前に渡され、それに基づいた議論が授業で行われます。 最初に理論を講義で学んでからケースを議論する場合もあれば、ケースを分析した後にその裏づけ的な意味で理論を学ぶこともあります。

講義一コマは3時間。9時~12時、14時~17時、18時~21時の3つの枠があり、月曜から金曜まであります。一年生はコアと呼ばれる必修科目の履修で大体週5コマ前後で、一日2コマ入る日もあるので週3~4日授業があることになります。その結果一番忙しいといわれている最初の学期ですら金、土、日3連休となるわけです。
残念ながら3連休丸々休みになるわけではなく、空いた時間を利用して各教科で出されているグループワークに取り組みます。

そのグループワークを一緒に取り組むグループ"Study Group"というのが1年間完全固定で学校から決められています。国籍やバックグラウンドを加味した上でLondon Business SchoolのウリであるDiversityを感じることになります。当然いろんな人間が集まり、特にMBAを取ろうという強い意志を持っている人達なので、強い個性がぶつかり合いグループとしてうまくいかないこともしばしばです。そのマネージメントを通してリーダーシップを学んでいく、らしいです。

僕のグループは6人。
イギリス人:元イギリス空軍で戦闘機のパイロット
アメリカ人:年金ファンドのディーラー
インド人:イギリスに移住してきて、M&Aなどのファイナンスの仕事に従事
ブラジル人:ITコンサルタント
アメリカ人:マーケティングコンサルタント
日本人:医者

年齢的に大体30付近に集まっていることもあり、このチームはとても大人でお互いの意見をしっかり聞くし、助け合うことも出来ます。他のチームではたまに「チーム崩壊した」とか「彼(彼女)はまったく役に立たないからいなくてもいい」という状態に陥ることもあります。

そんな環境の下、平均して1週間に1つはあるグループアサインメント(宿題)をこなしています。違う文化で育ち、違うバックグラウンドの人たちとの作業はいままで医療の世界で固まってきた自分の頭を解きほぐすのには最適で、刺激的な時間をすごすことが出来ます。

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